非エンジニアがAWS 専用線アクセス体験ラボ ハンズオントレーニング に参加してみました
AWSではハンズオンのトレーニングが充実しております。
本トレーニングは無償でさくっと受けれるので今回営業の洲崎が参加してみました。
今回受けたAWS 専用線アクセス体験ラボ ハンズオントレーニングはこちらになります。
弊社でも何度かブログが上がっており、直近だと千葉(幸)さんが上げていました。
オンラインで Direct Connect を学べてしまう! AWS 専用線アクセス体験ラボ ハンズオントレーニング に参加しました
AWS Direct Connectとは
Direct Connectとは、AWS上のVPCまたはS3などのパブリックIPで提供されているサービスと、オンプレミスを専用線で接続するサービスです。
お客様ルータとAWSのルータを専用線で接続する形になります。(ハンズオンテキストより引用)
※AWS Direct Connectは回線の提供はせず、つなぐ仕組みになるので別途回線の手配は必要になります。
ハンズオンでやったこと
ハンズオンではざっくり下記のことを行いました。
- Self DXlabの登録、Virtual Interfaceの払い出し
- 踏み台環境の作成
- Direct Connectの設定(VPCの設定)
- Direct Connectの設定(VGW,DXGW,Virtual Interfaceの承認)
- Direct Connectの設定(オンプレミス側)
- 動作確認
ここからは用語だったり何をしたかをかいつまんで紹介します。
Self DXlabの登録、Virtual Interfaceの払い出し
Self DXlabというのはAWSが用意しているLab環境になります。
自身で用意したAWSアカウントを登録すると、今回利用するVurtual Interfaceを払い出してくれます。
Vurtual InterfaceというのはDirect ConnectのAWS側の接続先のことです。
細かい説明は下記ブログをご参照ください。
[図解]AWS Direct ConnectのShared Virtual Interfacesとは
踏み台環境の作成
Direct Connectが利用できるローカル環境にリモートログインするために踏み台環境を用意します。
ここはAWSがCloudFormationを用意してくれてるのでさくっと構築します。
Direct Connectの設定(VPCの設定)
VPCはマネジメントコンソールでさくさくと作成しています。
あとはVGW作成、VPCにアタッチ、Route Tableの追加、確認用EC2インスタンスの立ち上げ等を行いました。
VGWとはAWS側のVPCに対して取り付ける仮想ルータになります。
Direct Connectの設定(DXGW,Virtual Interfaceの承認)
DXGW(Direct Connect Gateway)は複数のDirect Connectを複数のVPCに効率的にアクセスできることができるサービスです。
(ハンズオンテキストより引用)
DXGWの作成、DXGWとVGWを関連付け、Virtual Interfaceの承認を行います。
ここら辺もマネジメントコンソールでぽちぽちと設定ができて、サクサク進めることができました。
Direct Connectの設定(オンプレミス側)
なんとオンプレミス側のルータ設定も本トレーニングのスコープに入っていました。
CiscoかJuniper、どちらかのルータを選べて、SSHでログインして設定を加えていきます。
SSMのSession ManagerでEC2にログインして設定を行いました。
動作検証
設定が完了したらubuntuサーバに接続して、Pingを打って疎通の確認を行いました。
また、シンガポールリージョンにも同様の環境を立てて、Direct Connectの設定をしてpingの確認をしました。
両方とも疎通ができたときは、これでオンプレミスと各リージョンと接続できるのはすごい!と感動しました。
シンガポールリージョンのPingは若干時間がかかったとこもあり、そこが逆にリアルに感じました。
非エンジニアとして参加してみて
参加する前は「ついていけるかな...」と少し不安でした。
ただ作業はマネジメントコンソールが多く、丁寧なテキストで、講師の方の説明もわかりやすかったです。
Direct Connectのとっかかりには非常に良いハンズオンだと感じました。
CloudFormationやAWSのDXLab等、ある程度準備されている環境ですが半日でオンプレミスの設定含めて学べて非常に満足度は高かったです。
Direct Connectの導入検討をされている方がいましたら、次回あれば是非参加をお勧めいたします。
また、回線の手配は弊社とNTT東日本の合弁会社であるネクストモードで手配が可能です。
Direct Connect側の設定・相談もクラスメソッドで柔軟に受け付けております。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。
ではまた!AWS営業部の洲崎でした。